今年最初の訪問活動は、3月15日、16日、2日間に渡って石巻で実施します。
最初の日は当会の料理人が魚の勉強させてもらった後、石巻の魚を地元ならではの美味しい造りなどの伝統料理、東京の料理人がフレンチでオードブルと料理を、という魚を美味しく食べる時間を持って交流させて頂きます。
震災とは関係なく、魚離れが言われています。その為にも魚を美味しく食べる為の協力が必要であり、石巻と東京の料理人、水産加工業者の方、食べ手、いろんな方が集まって知恵を出さねばいけません。それもとびっきり美味しい料理で。
翌日は「世界の車窓から」のテーマ曲で知られるチェリスト・音楽家、溝口肇氏の演奏と語りを音楽好きな高校生に味わってもらうサロンコンサートです。料理 ボランティアの会パティシエチームが作る「石巻苺を使ったデザート」とお茶を飲みながら、滅多にない体験をして頂く。素敵な音楽と美味しいお菓子が織りな す素敵な時間を被災地の方にお届けするプログラム。料理やお菓子も素敵な音楽と共に頂戴すると本当に人の心のひだに優しく入り込んで行きます。(チェロ: 溝口肇氏、ピアノ:林正樹氏)
3.11東日本大震災から2年、前を向いて進まなくてはいけない時期ですが、被災地はまだまだ厳しい状況が続いています。この現実を忘れることなく、美味しい料理と心温まる企画を持って、訪問し続けたいと思っています。
「出来る人が、出来る事を、出来るだけ」
3D精神と呼びますが、料理人と音楽家が一緒に活動する事で、また違った応援が出来ると思っています。そして料理人の交流から生まれる新しい魚メニューも、次回の東京でのチャリティ食事会で提供できればと思っています。