前代表中村勝宏氏FAO(国連食糧農業機関)親善大使就任を機に企画した、フードロスを考えた魚料理「スープ・ド・ポアソン」の会が行われました。
この日のメニューです。
・前菜 南三陸“銀鮭”とグウェンポテトのサラダ
・スープ 魚のアラスープ“ロヴァン風”
・魚料理 南三陸“銀鮭”のパイ包み焼き クーリ・ドカタラン添え
・デザート 福島の特製フルーツケーキ
・コーヒーと小菓子
「Fish & Dish Project」で訪問した南三陸のギンザケ料理、応援している福島の果実使用の超美味しいフルーツケーキなど、料理ボランティアの会の活動を反映させたメニュー構成でした。
現代表である帝国ホテル田中総料理長、ロイヤルパークホテル飯村総料理長、山本益博氏、麺屋武蔵の杉山氏、「エビベジ」の海老原氏達も参加、厨房での「スープ・ド・ポアソン」講座by中村勝宏も大盛り上がりでした。
佐藤正久外務副大臣始め外務省の方々、FAO日本事務所のボリコ所長など、政府、国際機関、プレスにフードロスを考える料理を食べながら、様々な活動や考え方を聞いて頂き、ご理解を頂戴しました。
短い時間にギュッと色んな要素が詰まった会でしたが、今後の活動の一つの方向を暗示した会になったと思います。10月16日の世界食糧デーは国連大学で、20日には外務省で、魚のあらを活用した「あら~麺」を提供、更に広くアピールします。
今後も我々の考えや活動内容、全ノウハウは公開させて頂き、真似するも良し、参考にして独自活動を展開するも良し、被災地応援やフードロス取り組み企画が広がれば大変嬉しいです。
ギンザケを養殖している南三陸の漁協の方、スイーツコンテストをご一緒している福島の皆様にも、企画段階から主旨を説明、喜んで頂いています。
悲しい震災がきっかけですが、ここで出来た素敵な人間関係、料理人達がこの会に参加している事が誇りになり勉強になる、そんな意味ある活動として前向きに展開していければと思っています。